東京リベンジャーズ(アニメ)が面白くない･つまらない理由や口コミ感想まとめ

場地圭介が、稀咲の企みを知って芭流覇羅に鞍替えしますが、真意が分かるのが場地圭介が死ぬ時なので、それまでは本当に鞍替えした敵の様な人間だと思われるのが非常に悲しいです。場地圭介は東京卍會を創設メンバーを宝に思っているから独りで芭流覇羅で闘っているのに、それが上手に伝わらないのが結構悲しいです。自分の側近の副隊長松野千冬を殴っていたシーンも、真意がわかっていない人が見ると、とにかく松野千冬が可哀想で、場地圭介が悪者みたいに見られるのがとてもやるせないです。自分の好きなキャラが悪者みたいに言われるのは面白くないです。

主人公と、ストーリーのキーにもなるヒロインとの恋愛模様も描かれますが、そこが少々キラキラしすぎている感があって、他のシーンよりはあまり面白みを感じません。実在しないくらい天使のようにいい子なザ・ヒロインの彼女に、挫けそうになる主人公は毎回励まされます。大事なシーンなのは理解できますがヒロインのセリフが毎回綺麗すぎてこれもあまり共感しづらいように思いました。

喧嘩シーンが全体的に動きがなく、少しカクカクしている印象を受けました。不良アニメなので、大人数で殴り合うシーンが度々ありますが、大人数のわりに動きがなく、また主要キャラ以外のモブキャラの喧嘩シーンもあまり動かないので、迫力がなく面白くないと感じました。

中学生が別の学校と喧嘩賭博をしているシーンがありますが、やはり中学生の設定にしてはやりすぎかなと思いました。
8.3抗争でナイフを使っていますが、中学生が持ち歩いているものなのでしょうか、すこし過激すぎのような気もします。

基本的には面白くないと思ったことはありませんが、唯一、第一話で小学生が26歳の武道に生意気な口を聞いていることに戸惑いを感じました。また、今時車に10円玉でいたずらをする小学生なんているのか？とアニメを見るのに困惑しました。

タイプリープをする回数が多すぎて、今のシーンは現実なのか過去に行っているのかがよくわからなくなることが多かったと思うので、そこがもっとわかりやすいようにしてほしいと思いました。
しかし、人生において大切なものを学べる作品だと思いました。

武道が「俺はトーマンのトップに立つ」と言った台詞のあたりです。未来を変えるにしても捻りがないと思いました。私は「トップ」だの「リーダー」だの中央集権体制の組織の中心人物を神格化していくような作品も、不良グループを変に美化した作品も好きではないので、この台詞もまた好きではありませんでした。実際、私は学生時代、「不良ブループ」というものにカツアゲされた事があるので、こういう台詞で、さも「それが素晴らしい事だ」と洗脳するような作品が好きではありません。実際、私がカツアゲにあった当時「ビーバップハイスクール」を見た影響を受けた不良やヤクザに入った生徒が多かったですからね。タイムリープものを作るのにわざわざ不良を美化する必要もなく、そういう意味ではこの作品は不自然であり、この作品が作られた意図は当時と同じで、不良やヤクザに憧れる人間を増やしてその分野に人を誘導しようとする意図を感じます。そう思える程度には「ビーバップハイスクール」が流行っていた頃に、メディアが不良やヤクザに子供を誘導した当時の状況と、この作品を使ってのメディアを使って作られた意図的なブームの演出といい、当時と誘導の方法が似ています。実際、この作品に出てくる一虎と同じ位置に入れ墨を掘っている不良を、つい最近見かけましたからね。

まだ原作を読んでないものの、千冬が武道と相棒になる描写がもっと欲しい気がしました。なぜ千冬が武道と組みたがってるのかその気持ちがわかりにくく、東卍に入りたての武道にとっては渡りに船だろうものの、千冬にどんなメリットがあるんだろうと思いました。

バジが死んでしまうところが面白くなかったです。バジは初期メンバーであり、言動がかっこいいのに、見られなくなるのが残念すぎる。刺されて暴れまくったあとに、やっぱり効いてましたは、リアリティがないように思います。

８３抗争の回は５で面白くないとは思っていなかった私でも少し喧嘩シーンが長いなとは感じました。想像以上に主人公が動いていなかったのも少し残念だと思った点です。甘い性格なのは分かっていますがもう少し成長してもいいのでは、と思いました。