はたらく細胞BLACK(アニメ)が面白い･ハマる理由や口コミ感想まとめ

主人公「AA2153」の成長ぶりが目覚ましく、視聴者としても誇らしくなります。最初は仕事のハードさに根を上げることはあっても、多くの臓器で働いてる細胞達のプロ意識を目の当たりにして、徐々に体力もついていき、遂には多くの酸素を運んだとして最優秀新人賞で表彰されます。
その裏には彼の同期「AC1677」の存在が不可欠といっても過言ではありません。
二人は親友同士と表現してもいいほど仲が良く、一方主人公が最優秀新人賞に選ばれた際には嫉妬をするなど、どのキャラにも言えることながら共感できるところもあります。
しかし、最後にはその嫉妬を乗り越えるなど、爽やかな友情物語が暗い世界観に光を与えます。

ずっと同じ姿勢でいるのは良くないと言われますが、何が良くないのかを理解できる部分があります。
徹夜をするのは良くないのは何故かとかも、すごくわかりますし喫煙や飲酒も身体にどんな影響があるのかを考えさせられます。

毎回違う箇所での病気や怪我が起きていますが、一番印象的だったのは、第3話、新しい命誕生のために赤血球たちが、勃起をさせるために奮闘しているシーンなのですが、終わった後、先輩赤血球からほとんどが性欲処理のためかもなと聞かされていて、なんだか悲しくなりました。

痛風の回はとても笑いました。笑い事ではないのですが主人がちょうど痛風発作を起こしている時だったのでとてもタイムリーで終始私は笑っていました。主人は共感しかなかったようですが…。痛風についてとてもよく知ることができたいい回でした。

赤血球が先輩の赤血球の姿をみて狂っていると思いつつもその方が効率的に働けるのか、と自問自答している所が他人事じゃなく面白かったです。身体に異常が起きている所を各細胞に知らせる中枢の場面が、エヴァンゲリオンを思わせてカッコ良かったです。細菌の姿がとても毒々しく描かれているのに、淋菌だけシュールな所も面白いです。

主人公が新しい仕事につくワクワク感が伝わる、ちゃんと最初の研修を新人みんなで受けているシーンです。上層部のいいことしか言わない感じとか昔の研修ビデオは良い感じに見せてるのがリアルみがあって非常にいいです。

白血球が敵を倒すシーンが面白かったです。
見た目から想像できない強さが面白かったし、どんな敵も負けそうになっても諦めない精神に
気付くと力が入って応援していました。
仲間が大量に死んでしまうシーンもあり、体の中で起こっているという設定なのを忘れてものすごく悲しい気持ちになったりと
感情移入して楽しめました。

主人公の新人赤血球とその同僚が不幸に巻き込まれていくシーンが悲しすぎて印象に残ります。それを経て成長していく主人公赤血球の頑張りがとても心に響きます。リアル現実では細胞に意志はないとわかっていても、体を大事にしようと思えるエピソードです。

エナジードリンクやカフェイン、アルコールを摂取した時のシーンが好きです。それらを浴びた細胞達が一時的に元気になるシーンが興味深かった。私自身しんどい時にエナジードリンクをよく飲むので、アニメを見てからは「ごめんね。。私の体。。」と思うようになりました。
それと、加齢臭がかなり切なく描かれているのも好きです。